自民党「乙武はこれ以上ほこりが出なければ擁立する。ほとぼりが冷めれば出馬がギリギリでも間に合う」

乙武氏の不倫騒動「大ダメージ」　自民・下村氏、参院選公認「まだ…」

自民党の下村博文総裁特別補佐は２７日、フジテレビ「新報道２００１」（日曜前７・３０）に出演し、週刊誌「週刊新潮」で５人の女性と不倫関係にあったなどと報じられた乙武洋匡氏（３９）の参院選擁立について「もうちょっと状況を見なきゃいけない」と述べた。

自民党幹部が乙武氏擁立について具体的に語ったのは初めて。
下村氏は「道徳の副読本にも書かれているような“五体不満足”の中でも人生前向きに一生懸命頑張っているという最も好印象の高い人が、ああいうことを週刊誌でスキャンダル的に書かれるっていうのは大ダメージですよね」と指摘。
「本人もちょっと政治の世界に本当にチャレンジしようかということについては、相当、今、考えているんじゃないですかね」と述べた。

その上で、擁立するのかどうかを問われると「今のところ公認はまだ考えていないっていう状況。しないか、するかも含めて、２つ、３つまたこんな問題が出てきたら、もちろん対象にならないでしょうし、慎重に（考える）」と説明した。

自民党関係者は、現在は世論の反応を見ている状態といい「これ以上、ほこりが出なければ擁立するようだ。知名度が高い人なので、ほとぼりが冷めれば（出馬表明が）ギリギリになっても間に合うだろう」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160328-00000014-spnannex-ent